住宅

大垣賑わい創造プロジェクト その2 by奥村

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神山町には都会にあるような百貨店やス-パ-、飲食店、書店などなにもありませんが、街は凄く魅力に溢れ、住んでいる方も活き活きと暮らしを楽しんでいました。人口3000人の山間の田舎がなぜこんなに魅力的に感じるのか、起業された若い方々を見て気付きました。

 

街の魅力はそこに何があるかではない。
そこにどんな魅力的な人がいるかで決まるのだ。
“まちづくりは人づくりだ!”
と気付いた瞬間でした。

 

【空き家再生の活動を開始】

そこから弊社は空き家再生を取り組み始めました。
2015年大垣市荒川町にある築80年の古民家の再生を始めました。
同年7月14日に「街中の空家を活用して賑わいを作るプロジェクト」と題して、この古民家を活用してくださる人の募集を始めました。
その後4つのグル-プが荒川の古民家を使いたいと名乗りを上げて頂きました。公聴審査会を開催し、それぞれの利活用の方法を審査検討し、利用者を決定させて頂きました。
空き家だった荒川の古民家にたくさんの人が集い、地域のコミュニティ-の場に変わりました。

賑わいを作るプロジェクト-荒川公聴審査会-staffcolumn201907vol03

 

その後もいろいろな空き家の再生プロジェクトを立ち上げました。全てが上手く進んだ訳ではありませんが、2018年には弊社がリノベ-ションさせて頂いた住宅を借り上げて、起業したい方にサブリ-スもしました。
しかし、どのプロジェクトでも活用後の関わりがあまりなく、それまで行ってきた弊社の空き家再生の活動自体に疑問をもつようになりました。

 

(次回につづく)

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