住宅

パリのリノベーション by垣本

ニースでのゆったりとした旅が終わり、フランス最終地点パリへと移動した。

スペインのマラガから始まった3週間ほどの旅でも、段々寒くなっていくのが分かる。秋とは言えない11月下旬のパリは風が冷たい。

3日間を過ごすパリでは、たくさんの見たい建築、美術館、行きたいレストランがあり、来る前からワクワクしていた。

駅からまず向かうは、3日間を過ごす、パリでの宿。

交通の便もよく、いいところだなとフロントでのチェックインを終え、部屋へと入っていく。

男二人に用意されていたのが、ダブルベッド(セミダブルと言ってもいい)が一つ。何かの手違いと思いフロントに連絡を取るも、満室で変更できないとのこと。

男二人の3日パリの旅は、なかなか波乱が起きそうな滑り出しとなった。

そんなことは忘れて、街へ繰り出そうと向かったのは、ルーブル美術館。

ガラスのピラミッドの近代的な見た目と中世の建築様式が織り交ざった感じは、古い建物をただ残すだけではなく、現代の感覚も取り入れながら更新されている様子が伺えた。

パリでは歴史的建造物のリノベーションが盛んに行われていて、オルセー美術館も鉄道駅からのリノベーション。驚いたのが、リノベーションされたのが30年以上も前のことである。街を歩いていると古い建物の外観は残しつつも、少しずつ現代のエッセンスを加えている建物が多い。歴史ある街並みを更新していくヒントが詰まっているパリ。

 

次回は、個別に見た建物、食事を紹介していきます。

スタッフコラム一覧へ