住宅

淡路島の仕事 by桐山

淡路島で大きな住宅の仕事をさせて頂きました。
当初は中古住宅を改修する相談から始まり、新たに土地を購入し、此処に新築する事になりました。

 

最初に現地を訪れた時は雪が舞っていました。
どの高さから海が見えるか?
海が一番良く見えるのはどのポイントか?
鬱蒼とした雑草で覆われた500坪ほどの敷地の中を、雑草を踏み分けながら、何度も行ったり来たりしました。

防波堤の高さから床のレベルを決めて、リビングに立てば海が見渡せる高さを探し当てました。
海に抜ける道が近くにあり、子供たちが直ぐに泳げる情景が浮かぶ立地条件を兼ね備えています。

 

シェルターのKES工法を採用した大断面の住宅です。
海に向かってゲストルームが5室、大きなリビング・ダイニングを持つ家。
どの部屋からも海が一望でき、天気の良い日には対岸の和歌山県が見えます。

津名一宮のインターから海岸線を走り洲本までの間にはいくつものリゾートホテルがありパームツリーが植わっています。今回の住宅にもパームツリーを入れて頂きました。

 

初期の現場確認から2年半もの月日がかかり、途中色んな事が有りましたが、出来上がると大変うれしい仕事になりました。
色んな仕事をさせて頂くのですが、住宅の仕事が一番変化があって面白いと思います。

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