住宅

築100年の住宅改修 by桐山

良く問われる質問「改修と新築とどちらが安く上がるのか?」

今回も再三議論を積み重ね、それでも大改修に落ち着いた仕事です。

一つのご家族で三件目の仕事をさせて頂いており、コスト、性能、デザイン、住み心地など色々と相談させて頂きながら進めています。

を一部解体し工事車両が入るようにして、2階建てを平屋に減築、内部と屋根を解体、その後地盤改良、基礎の工事をへて、やっと住宅の改修に着手する段取りです。来春には息子さん世帯の半世紀住める家となって再誕します。

100年前の家は構造的に華奢な部分が多いようで、耐震と補強に相当手間を要する仕事になります。

 

お客様からは、愛着と一言で済ませる事ができない程の思い入れが伝わって来ます。改修工事は一般的には年配の方が多いと思われがちですが、近年の傾向として若い世代も躊躇なく受け入れてくれます。物に溢れた世代の桐山では、少し理解するのが大変になって来ました。

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