街おこしの夢の第一歩 by桐山
映画「聲の形(こえのかたち)」の聖地でもある岐阜県大垣市の美登鯉橋(みどりばし)の袂にある住宅を、このたびお借りする事が出来ました。
7年ほど前からお願いをさせて頂いて、やっと了解が頂けた建物で、嬉しい限りです。
所有者の方が理解のある方で、素晴らしいご夫妻でした。二階建ての趣のある建物を心して大切に使わせて頂こうと思います。
弊社は此処で「小さな街おこしがしたい」と考えています。
幸いなことに此処はとても立地が良く、桜は溢れんばかりに目に飛び込んできます。二階の窓を開け、好きな本とコーヒーが飲めたら至福の時間を過ごす事が出来ます。
この素敵な場所にある素敵な建物をリノベーションして利用させていただくつもりです。
近くの広場ではイベントも定期的に開催されています。
大垣で飲食店や起業したい人にスタートアップの場所に利用して頂き、大垣を賑やかにして欲しいと考えています。
利用の方法は例えばショールーム、ワンデイカフェ、シェアオフイス、ギャラリー、民泊、コミュニティスペース、図書館等色んな形が考えられると思います。
大垣市の中心部は空き家が増えていて、それらが残念なことに順番に取り壊されて行く現実があります。芭蕉記念館の周辺も同じです。
素敵な建物たちが利用される事無くただ取り壊される現実を、私はとても残念に思っています。そして、起業したい夢はあるけど、負担や不安が多いと感じている人達に、素敵な場所を提供することで、少しでも大垣の活性化につながればとも思っています。
此処で実践を積むことで自信を持つことが出来て、本当の独立、起業をする為の実験の場にしたいと思います。
それが何時の日か?大垣発の起業家に育ったら、それは凄いと桐山は勝手に妄想を描いております。
「大垣は日本一面白い街」と言われるようになる事を夢見て。
