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冒険と街 その2 by河村

コモド島への冒険旅のつづきです。

 

なんとかジャカルタまで到着して一安心。実は出発する一週間前にインドネシア西部が噴火、地震、津波の天災に見舞われて渡航が制限される可能性があったのですが、何とか来られました。

 

朝早く起きたので少し散歩しつつ周囲を観察していると人工池をみつけました。

こうした人口池はアジアのどこに行ってもよくみかけます。大体飲み水のための施設でここの水を吸い上げて“ある程度”浄化して使用しています。高い山が貯水して、沢山の河川が天然の水道の役割を果たしいている日本では考えられません。 

そしていよいよフローレンス島へ。離島あるあるのボンバルディアの小さなプロペラ機に乗ってです。

数時間の移動を経てようやく到着しました。長かった。 

 

相当僻地を想定していたのですが、ついた印象は「全然都会じゃん!」でした。地元の垂井駅の方が人少ないよ。去年の資料の写真よりだいぶ都会になってました。

 

タクシーを手配してホテルへ移動。

移動中に海沿いのマーケットへ食料を買いに。夕方のマーケットは人が多い。

ドライバーの話だと、この辺りは一気に開発が進んで都市化している。「来年はスターバックスができるよ」って笑っていました。確かにスターバックスのマークありました。

車も多く、そのほとんどが日本車でした。それも特定の富裕層が車に乗っているというよりローカルの人が普通に乗っている感じ。

 

見たかった伝統的な家々は皆無でした。結局「車を通すために道を拡張」→「昔の家は建て壊して新築」の流れによってブロック造の家が出来ているようです。こんな僻地であってももう「かつての街並み」は殆ど姿を消している現実は少し寂しくありました。

 

さてさて、ようやくフローレンス島へ到着。目的地のコモド島へはあと少し。

 

つづく

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