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年越しの地域恒例行事 by西垣

今まで自宅の事を紹介してきましたが、今回のコラムだけ年末にあった行事の事を書く事にしました。

 

2年前の2017元旦、近所の神社に家族で初詣に行ったときに、ひとつ年上の先輩に
「毎年、おおみそかに厄年の人が集まって、厄除けの御祈祷を行い、新年明けたときに初詣に来た人たちに、お酒・甘酒・豚汁などを振る舞う事をやるんだよ」
と話しかけられました。毎年そのようなことをやっているなんて、その時に初めて知りました。
先輩からの話がきっかけで、去年は先輩のお手伝いをし、今年は私が代表になってすべての段取りをすることになりました。

 

去年のお手伝いで当日の事は何となくわかりましたが、その他の人を集めたり当日までの準備の事は、先輩から資料を渡され説明されただけだったので、手探りで10月ぐらいから行動し始めました。

御祈祷料やお供え、振る舞い等にかかる費用は、参加するみんなで まかなわなければならないため、まずは、近所の同級生や仲の良い友達に声を掛けました。
思ったより意外にみんなが参加したい!と言ってくれ、地元に住んでいない友達もその日だけは地元に帰ってくると言ってくれ、とても嬉しかったです。そのお蔭で人員も費用も何とかなりました。

テントや照明、屋台機器などの必要な用具も知り合いにお借りする事が出来て、準備は順調良く出来ました。

 

そして、おおみそか当日、神社の大掃除からはじまり、テントや机などの設営、豚汁・甘酒の調理など、みんなが分担した作業を一生懸命に取り組んでくれました。

私は料理の事は全く解らないので、全体の状況の調整や、御酒やお供え物、神主さんとの段取りなど、普段の現場監督の仕事のような事を担当しましたので、スムーズに行事ごとが進んでいきました。

御祈祷も無事に終わり、初詣の人が来るまでの間、みんなで焚き火を囲んでお酒を酌み交わし、久しぶりにあった仲間とも楽しくお話が出来ました。
振る舞いが始まってからも、近所の大人や先輩・後輩とも声を交わし、とても良い雰囲気のまま、その日は更けていきました。

 

元旦の朝にも、みんな集まってくれて、片付けや掃除など最後まで頑張ってくれ、年末年始の行事を無事にやり遂げることができました。

 

私は今まで会社のイベントなどは、裏方の作業・準備しかやって来ませんでした。今回初めて行事の先頭にたち最初から最後まで行事ごとを仕切ってみて、友達・仲間の大切さを再確認することが出来ました。他にもいろいろと学んだ事がありましたし、何よりも、裏方をしている時よりも感じる達成感が全然違いました。

これからの仕事や会社のイベントなどに活かせる、とても良い経験が出来ました。

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