住宅

未来の担い手を育む by奥村

世間では人手不足が深刻です。

政府は2025年までに外国人労働者50万人の受け入れを発表しました。最近飲食業、コンビニでも外国人の労働者をよく目にするようになりました。建設業も同様、職人さんだけではなく、現場監督も外国人の方を雇うようになってきました。またAIにより求められる仕事も従来とは大きく変わります。それに備え、教育の分野ではキャリア教育が重視されており労働環境が激変する中、社会的な自立を促進しています。

 

先日、中学2年生の二人が職業体験に来てくださいました。

職業体験に先立ち自分の住みたい家の間取図を書いてきてもらうように宿題をお願いしました。当日は二人共、宿題の間取図から見事に図面を書き上げ、間取りのコンセプトをしっかりと私たちの前で発表してくれました。そのプランは既成概念を覆すとても面白いプランでした。そのプランを基にスチレンボ-ドで模型を作成してもらい、彼たちが一から考えた家が完成したのです。模型を見て彼たちはとても満足な様子でした。

 

今の社会、知識や情報は容易に受け取ることができますが、こうした仕事のリアリティーさを感じてもらい、子供たちが実社会と触れ合う事はとても必要な事だと感じます。そして未来の担い手となる子供たちに働くことの尊さや喜びを伝えることこそ私たちの大切な役割のひとつです。これからも微力ですが未来のためにお手伝いできればと思います。

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