住宅

我が家のその後13 by西垣

今回も引き続き、家の中の気に入っている部分や、商品を紹介していきます。

 

まずは、玄関横の「スリット階段」です。
いろいろな詳細図や写真を参考にし、強度が最低限ある事を前提に、どこまで薄くしてシンプルに見えるかを考えていき、踏板をどれだけ 跳ね伸ばせられるかとか、側板の鉄板をどこまで細く見せられるかに挑戦し、各寸法・サイズを決定していきました。

完成してみると、階段については予想以上に上手くいき満足しましたが、それよりも階段手摺を最初は無しにしようと思っていた事が、何よりも無謀な挑戦だったという事がわかりました。

 

あと、階段スペースに私の母が描いた絵を壁に埋め込んで、額を廻して欲しいという要望があり、ピクチャーレールで吊るして飾るわけでなく、120㎝×95㎝の大きい絵を埋め込むという事で、その壁を決めるのにとても悩みました。

その絵以外にも次々に運ばれ、鯛や野菜などの小さめの絵は、キッチン後ろの棚に飾っています。

 

次に紹介するのは、雨水がくさりを伝わるようにして流れおちる情緒豊かな「鎖樋」です。

大屋根以外は軒樋を無しにましたが、建物入口の部分だけは軒樋を付けようとなり、普通に縦樋を下すのはイヤだったので、いろいろな形の鎖樋を探し、一番 他で見た事ないような鎖を選びました。

今年の冬に行った、長野県の研修施設の鎖樋が、雨水が凍ったままだったのがとても印象的でした。

最近、また鎖樋を調べてみましたら、種類が増えていて表現も豊かな形が多くなっていて、また次の建物で使用してみようと思いました。

 

次回も引き続き、いろいろな商品を紹介していきます。

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