住宅

地域の担い手 by奥村

建設業就業者の高齢化が進み、逆に若年就労者の割合が年々減少してきています。

新建ハウジングさんの記事に“大工さんの人数の減少幅が止まらない”との記事が載っていました。

国勢調査によると今後は住宅着工数の減少幅を、大工さんの人数減少幅が上回ることになるそうです。

建設業は地域の整備や災害時の安全確保など重要な役割を担っています。担い手がいないのは地域社会にとっても大きな問題です。

こうした事態を解決すべく、岐阜県は建設業の人材の確保と育成をする拠点として、「ぎふ建築担い手育成支援センター」を今年(2018年)5月に開設されました。

全国的にも建設業の人手不足は深刻です。

 

弊社では「技・知恵・経験を子供たちに伝え、地域の物づくりの担い手を育てる」という理念を掲げ、建設業職業体験イベント「キッズスタジオ」を毎年開催してきました。

始めたのは2010年。参加してくれた子供たちの正確な人数は把握できていませんが、延べ2000名を超える子供たちが参加してくれました。体験している子供たちはどの子も真剣で、かつ笑顔できらきら輝いていました。

大工さん、左官屋さん、塗装屋さん、電気業者さんなど様々な職業の体験をする中で建設業に興味を持っていただき、将来「昔キッズスタジオで建設業をやりたいと思った。」という若者がでてくればこれ以上嬉しいことはありません。

 

今年は9月30日(日)に岐阜県大垣市上石津町にある「大垣市かみいしづ緑の村公園」で『キッズスタジオ2018』を行います。是非お子様連れでお越しください。

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