住宅

震災とライフラインの確保 by桐山

群馬で地震が起きた翌日に、大阪でも震度6弱の地震が発生した。豪雨等も含め、このところ災害が増えていると感じるのは桐山だけでしょうか?

 

大阪の地震でも、ライフラインが欠損すると日常生活に大きな支障をきたす事が判ります。

個人住宅のライフラインを考えると、水・電気・ガス、次いで情報でしょうか。

 

昨今は飲み水を購入する人が増えていると思うのですが、水の確保は重要です。例えば、トイレの水は雨水を貯めておくのも一つの解決策だと思います。下水道は復旧に時間がかかるが、合併浄化槽であれば1週間程度は利用しても支障はないと思います。

 

住宅のエネルギー源としての電気/ガスを決める時に、コストで決める事が殆どだと思うのですが、不測の事態に備えるため、復旧が早い事を基準に考えるのも一つの方法です。

一番早く復旧するのは電気です。ガスも都市ガスよりプロパンであれば復旧が早いのは今回の報道でも明らかな事です。

電気の場合、太陽光発電を住宅に設置して置けば、非常電源が1か所とれるので、緊急対応に利用することができます。

 

電気もガスも自由化で顧客の奪い合いのCMが多いですが、普段は節約してでも、不測の事態に備えるというような“別の視点”で物事を考える事も必要な時代が来ていると私は思います。

もちろん全ては住宅の耐震性能が保たれていての話です。

 

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