住宅

我が家のその後9 by西垣

今回のコラムでは、引き続きリビングのこだわった部分についてもう少し紹介していこうと思います。

 

リビングは和の雰囲気を出しながらも、あまりやり過ぎないようにと心がけて考えていきました。ですが、どうしてもやりたい事があったので、くどくならない程度に取り入れました。

 

ひとつは、昨年11月のコラムにも少しふれたのですが、

玄関アプローチに向けての「丸窓」です。

誰かみえた時には子供がのぞいたり、夜は私が帰った時にここから障子ごしの明りが玄関をしるすように照らします。

でも今では、子供のおもちゃ収納で隠れてしまっていますが・・・。

 

もうひとつは、

丸窓の内障子のデザインに合わせて、天井に「障子を埋め込んだ照明」を製作したことです。

既製品の照明器具とは違い、自分で大きさや明るさを決められるので、イメージ的には天井にバランスよく仕上がったのですが、暗くなるのでは・・・? という不安から、照明の数とサイズを多めにし、予定よりも明るくなりました。でも今では子供の遊び場なので結果的に明るくて良かったし、子供が寝た後はフロアスタンドだけで間接照明するようにしています。これも今は片付けられてしまっていますが・・・。

 

最後に私が一番こだわったのは、

薄型テレビを壁に掛け、「配線が一切見えない様にしスッキリさせた」ことです。まるでテレビが浮いているかのよう(^^)

テレビ台やDVDレコーダーを下に置いたりすると、そこに何か飾ったり、子供がDVDを勝手に触ったりするのが気になるので、テレビの上に吊り戸棚を製作しDVDレコーダー等はその中におさめ、配線はテレビの裏まで壁の中を通せるようにしました。後から1.1chホームシアターシステムのスピーカーをテレビの下に取り付けられるように計画してありますが、これまた子供の事情で未定となっており、ひとり映画を観る時はヘッドホンです・・・。

 

という感じで、住まいは生活環境によって変化させていかないといけない部分が沢山出てくるので、あまり詰め込んで作り込み過ぎるのはやはり良くないと、最近になって思うようになりました。

 

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