住宅

我が家のその後6 by西垣

今回からのコラムでは、生活の主の場所となる、ダイニングキッチンとリビングの紹介していきます。

 

前回でも少しお話しましたが、私の家は玄関入るとすぐにキッチンが配置されています。学校や会社から帰ってきた時「ただいま」をお互いに直接言い合えるようにという事と、食卓を住宅の主軸にしたかったので、建物の中心に広いスペースでもってきました。

キッチン・カップボードの使い勝手、その他キッチン家電の配置等は、すべて奥様(^^)にお任せし考えてもらい、話し合いを何回も行いました。

まず最初に決定した事は、キッチン作業台とダイニングテーブルを一体化させたいという事で、長さ約5mで幅900cmの1つの天板としました。そうする事によってキッチンとダイニングという別々のスペースではなくなり、料理中の孤立感がなくなり、準備やお片付けなどもスムーズに お手伝い出来る動線になりました。

次にキッチンの仕上げ材についてですが、せっかくオーダーで好きに作れるのならと、僕がカッコイイと思っていた 70年代ぐらいのオーディオアンプのようなイメージ(中央写真参照)のデザインにしようと思いました。一般的なキッチンは手入れの事などを考え、天板がステンレスで扉等が木目板になっていますが、まったくそれの逆のイメージになります。ダイニングテーブルと繋がるので、どうしてもそうしたいと思いました。最終的に、天板などの木目の部分はウォールナット材、扉の表面材はステンレスヘアライン、IHの天板をブラックのガラストップを選びました。

背面にくるカップボードは、ウォールナット材とはまったく逆のイメージのナラ材を使用し、キッチンを際立たせるために落ち着いたイメージにしました。

調理器具も全て隠してしまうのではなく、一部を見せる(飾る)棚としました。

奥様は、仕上げ選びや、打ち合わせを沢山おこなった分、納得のいくキッチンとなり、愛着がわきとてもきれいに使ってくれています。

 

キッチンだけで今回のコラムは終わってしまいましたので、次回はダイニングとリビングを紹介いたします。

 

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