住宅

居心地の良さ by桐山

この年齢になると、これが一番重要だと思う。

安心・安全・快適である事が基本にあり、自分の居場所として心安らぐ事。

今の人は慌ただしい毎日を過ごしていますから、『ほっと心を落ち着かせる場所』が家だと思います。

『坐って半畳寝て一畳』と言うように(本来は「起きて半畳寝て一畳」)、広さでは無く、心の落ち着き場所だと思うのです。華美な仕上げや突飛なデザインよりも、飽きの来ない空間があれば、それで良いのです。

『数寄』は昔の日本家屋を言うのではなく、飾りを極力排除し、精神性を高めた空間を言います。

『住む』は『澄む』+『棲む』だと考えています。心の安らぐ所は狭くても良く、気に入った一脚の椅子やソファがその場所かもしれません。その場所から見える家族の顔、部屋の情景など、何処のリゾートより落ち着くと思います。

居心地の良さは一人一人違ってよいと思います。

感謝

 

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