現代設計事務所が力を注ぐ3つの主な事業内容についてご紹介します。
わたしたちが設計するうえで重要としていることは、法的制約や機能性、耐震性、耐久性、デザイン性、経済性、防犯性、可変性、環境負荷等に配慮するのはもちろんのこと、
「社員の働く場を快適にしたい」
「安⼼、安全な事業環境をつくりたい」
「新たな事業を展開したい」
など、お客様の事業に寄り添い、そのニーズやビジョンを理解することだと考えています。
会社の未来に向かってお客様と共に設計させていただきます。
津波によって何もかもなくなった福島県双葉町。
復興を担う⼀翼としてプロジェクトがスタートしました。
タオルの⽷を製造するお客様の代表する特許技術である「SUPER ZERO」とゼロから復興へ向かう双葉町を建物デザインのコンセプトとしました。
「曲⾯の平⾯計画」や「SUPER ZERO を施した屋根」などの技術的な試⾏錯誤を重ね、2023年に完成いたしました。
お客様の強い思いと共に、これからの双葉町の復興のシンボルとなるようなエネルギーで溢れた⼒強い場所になりました。
⾷中毒事故や⾷品への異物混⼊、⾷品による健康被害など、⾷の安全を脅かす事柄が以前にも増して問題視される社会になってきています。
そうした社会の変化に対し、⾷品の製造加⼯現場における衛⽣管理⼿法から基準を⾒直すことが求められ、2021 年6 ⽉からは、原則としてすべての⾷品関連事業者に、HACCP に沿った衛⽣管理が義務化されました。
メンテナンス、掃除のしやすさに配慮した内装の選択、衛⽣環境に合わせた空調・換気システムの導⼊や作業⼯程を考慮した最適な動線計画などを検討することで、より⾼い品質、⾼い⽣産性を期待できる施設づくりを実現しました。
HACCP とは、Hazard Analysis Critical Control Point の頭⽂字をとった⾔葉で、⾷品の安全を確保するための衛⽣管理⼿法を⽰します。
⼤規模建築をつくるとなると、耐⽕建築物としなければならないことから、燃えにくい材料である、鉄筋コンクリート造、鉄⾻造を主要構造とする必要がありました。
⽇本の森林環境保全や地球温暖化防⽌による持続可能な社会づくりを背景に⽊造建築の役割が⾒直され、2010 年に「公共建築物等における⽊材の利⽤の促進に関する法律(公共建築物等⽊材利⽤促進法)」が施⼯されました。
これをきっかけに、住宅以外の中⼤規模建築物において主要構造を⽊質系材料とする「⽊造化」が広まってきています。
このプロジェクトでは、建築物における計画から解体⼯事までにかかるコスト(ライフサイクルコスト)を考えることや減価償却期間の短さなどを検討した結果、鉄⾻造ではなく⽊造を採⽤することにより、⼤幅なコストダウンを実現することができました。
環境負荷への配慮や事業コストなど複合的な視点から、お客様の事業に寄り添った設計提案をさせていただきます。
「何部屋ほしいですか。」とは聞きません。
たとえば、
「どんな⾳楽を聴きますか。」
「お酒は好きですか。」
「記念⽇の過ごし⽅は。」
「とっておきのひとり時間は。」
⼼が動く瞬間をお聞かせください。それが私たちの最初の仕事です。
話していて楽しくなる家づくりを⼀緒に。「あなたの最⾼の居場所」をつくります。
家を建てる時に特に気になるのが品質。
耐震性能、断熱性能、保証期間など⽬に⾒えない部分や分かりにくい部分ですが、打ち合わせの中で丁寧にご説明させていただきます。
末永く、安⼼して住み続けられる家づくりのサポートをいたします。
ライフスタイルは人それぞれ違います。お客様のご希望、疑問や悩み、好きなことや時間の過ごし方などをお聞きして、暮らしのイメージをしながら設計をしていきます。
工事業者さんとも、何度も打合せを重ねて、安心・安全な家づくりをします。
土地のご紹介もしています。
土地探しからお付き合いすると、現地調査や設計がスムーズにいくメリットも。
自分達のパートナーとしてふさわしいかを、見極めていただく機会にもなります。
また、リノベーションの場合、現地やご自宅をホームインスペクター(住宅診断士)がしっかり調査致します。
※一部の調査は有料になる場合があります。
昔からある建物、今は使われず空き家となってたくさん余っています。
わたしたちがいるここ⼤垣も同じ状況です。
だからと⾔って空き家が新築に建て替えられていくのは、なんだかもったいない。
役⽬を終え、どこか休んでいるように⾒える建物も使いこなし⽅や捉え⽅によれば輝く何かがあるはず。
休んでいた建物に新しい⾵を吹き込むことが、わたしたちの⼤きな役割だと考えています。
建物そのものの魅⼒、そのまちにある暮らし、⼈との関わりからも建物の活⽤を考えていきます。
使われていない建物をそのまま賃貸、売買しませんか。
「築年数」「駅からの距離」「間取り」などによる均⼀的な評価では、⼀⾒価値のないものだとされる物件でも、使いこなし⽅や捉え⽅によれば価値あるものに変わる可能性があります。
駅から遠いけれども、「景⾊が良い」「静かな場所」
古い建物だからこそ、「⾵情がある」「親しみやすい」
などが、お店の良さをさらに引き出す価値になり得るのです。
⼿を加えずそのままの状態で活⽤できることもありますので、まずはご相談ください。
活⽤⽅法を⼀緒に考えます。
思い⼊れのある建物を持っているけど、今すぐ売却したくはない。
どんな活⽤⽅法があるのかを考えてみたい。
リノベーションの設計、施⼯、建物管理はもちろんですが、実際にennoie ミドリバシで実践してきた経験をもとに、新しい活⽤にかかる企画、運営、収益性を含む事業計画についてもサポートします。
この場所は築70年以上の古⺠家で、所有者は平松さんという⽅でした。かつて、ここ⼀帯は平松さんの⼟地で、この家から⼤垣駅まで約2kmにわたって続いていたそうです。
約50年前、平松さんが関東へ引っ越すことになり、それ以来、この場所は⻑期間の休憩時に親戚を訪ねる際に⽴ち寄る程度で、空き家の状態になっていました。
平松さんは、この家を「地域に役⽴つ使い⽅をしてほしい」という想いを強く持っていました。その想いを胸に、ミドリバシのプロジェクトがスタートしました。
⼤垣のまちで将来お店を持ちたいという⽅に向けた「レンタルキッチン」を5つ内包した、シェアキッチンです。
この場所から巣⽴ち、地域の空き家に新しいお店を開く。
空き家を活⽤した地域循環をまちにつくれたらと強く思っています。