辞典

ビス

住まいに関わる技術用語録
更新:2017年07月31日 (月)

【読み方】びす
先端に尖ったスクリューのついたネジ。
ネジ、じゃあなくビスって言うとちょっと道具を知ってる感だせます。
【使い方】

ビスを打つ』っていいますが、トンカチで打ち込みません。
ドライバーでしめます。叩かず回してください。

 

昨今の建築はビスに頼っている、いや、ビスに支配されていると言っても過言では無い。

ビスを制する者は建築を制すると言われたり言われなかったり。

柱は荷重を支え、筋交いは横からの力に耐え、その筋交いと柱が力を発揮させるために、筋交い金物をつける。

ここで、ビスの出番です。
この大事な金物、ビスで止まってます。
もしビスが力を発揮せずに、金物が緩めば、たちまち筋交いは外れ柱は重さ以外を支えなくなってしまうでしょう。
意味の無いビスなどないのです。
テキトーに止めてる訳では無いのです。

そんな事、もちろん設計してる人しか知ら無いでしょう。
そんな事考えながら、人知れず金物についてるビスをチェックしています。

普段陽の目を見ない金物とビスのコト。

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